ペット葬儀のための方便品。第二。

「うそも方便」ということを聞いたことがあると思います。
真理に向かって物事が導きだされるということです。 相対する者が幸せになるためなら、うそも必要だという仏の心からだすです。

真実を言うことで対する者が不幸になるなら、うそを言ってでも幸せにしようする仏の心である。
人生は無限ではなく、限りがあるゆえに・・・
すべての存在は、原因(因)と条件(縁)」の違いによって、 違った結果(果)と影響(報)が現れるというものです。

この真理から様々な大切な教えが導き出されるが、 もっとも重要な教えは、「われわれ人間の性格・才能等諸々の属性(本来持っている性質)は、 決して固定的・恒常的なものではなく、良い方へも悪い方へも 変えることの出来るものである」ということである。 

この品の大事な教えに、「方便即真実」ということである。 ペット火葬の前にあげるのもよいでしょう。

方便とは「近づく」という意味であり、佛に近づく、佛として生きるための手段である。

Aペット葬儀の前に妙法蓮華経(法華経)の第十六章

解りやすく説明すると、ペット火葬やペット葬儀の前にお経を上げれば、 全ての生き物は生まれ変わるということです。
法華経の本門の中心であり、かつ法華経の中心、神髄でもあるとされる。

この品(章)では、如来(仏)の寿命は無限であることが説かれている。 その仏には、この世で衆生に対して教えを説いた釈迦(大恩教主釈迦牟尼世尊)も含まれる。 曰く、釈迦はこの宇宙のありとあらゆる所に存在しているとし、 全ての衆生を生かす法 "久遠実成の本仏" であって、 それは永遠でかつ無限の存在なのだと説いている。

しかし釈迦も含め、あらゆる仏は永遠無限の存在でありながら、 やがてこの世を去らねばならない。その理由として、 仏がいつまでも死なないとなれば、その元で修行する菩薩は怠慢になってしまうため、 愛の鞭としてこの世を去る。

衆生を救うためなら釈迦は死んでみせたりもするが、 実際には死んでなどおらず、常にこの世に生きて法を説いているのだ。

と説かれている。